Rubyでgemをインストールするときに、ドキュメントをインストールしないオプション--no-ri --no-rdoc
をデフォルトで付けるようにする方法について。毎回手動でオプションを指定してたんだけど、忘れてしまうことが多くて、忘れた場合は実行した後にドキュメントのインストールが始まって気づくことになりウボァとなる。これを忘れるとインストール時間が倍くらいになるので、個人的には常に付けたい。
DHHもこのオプションをデフォルトにしようと言ってるみたい。最近のRubyGemsではデフォルトになったりしてるのかな? 自分の使ってるRubyGemsはちょっと古いヤツ(1.6.2とか)なので、まだデフォルトにはなっていない。
.gemrcを作成して、デフォルトで--no-ri --no-rdoc
以下の内容を記述した.gemrc
ファイルを作成し、ホームディレクトリに配置する。
gem: --no-ri --no-rdoc
Windowsの場合は、デフォルトの状態ではそれぞれ以下の位置に配置すればおk
- Windows XP:
C:\Documents and Settings\ユーザー名\.gemrc
- Windows VISTA/7:
C:\Users\ユーザー名\.gemrc
これだけで、通常使うgem install
やgem update
コマンドに、デフォルトで--no-ri --no-rdoc
オプションが付くようになる。
Bundlerの場合
Bundlerでbundle install
を使った場合は、どうなんだろう? ちょっとだけ調べてみたけどよくわからなかった。ちなみに自分がよく使う、プロジェクトディレクトリに該当するgemをインストールするオプション付きだと、
$ bundle install --path vendor/bundle
これによって生成される以下のパスのdoc
フォルダの中は空っぽ。
./vendor/bundle/ruby/1.8/doc
これは、前述の.gemrc
を作っていてもいなくても、空っぽなので、Bundlerデフォルトで--no-ri --no-rdoc
的な動作をするのかなぁと思ったけど実際はどうなんだろう。
gemのインストール時に--no-ri --no-rdocをフォルトにする方法 ~/.gemrcの作成場所は? - babydaemonsの日記