msysGitの文字化けを一部解消する
msysGitをインストールしてデフォルト状態のままだと、git diff
やgit add -p
した時に日本語が含まれているとコマンドプロンプト上の表示が文字化けする。コマンドプロンプトの出力の文字コードがShift_JISだからだと思う。厳密にはCP932とかだっけ。それでこのページを参考に以下の修正を加えると、git diff
の文字化けの方は解消できるようになる。git add -p
の方は相変わらず文字化けする。
文字化け一部解消の修正手順
1. less.exeの差し替え
ここからバイナリのversion 436をダウンロードしてless.exe
をmsysGitのインストールディレクトリ内のbin
フォルダにコピーする。
2. nkf.exeのインストール
nkf Network Kanji Filter for Win32 (自家用)
ここからnkf-2.0.8b.bin.tar.gzをダウンロードしてnkf.exe
をmsysGitのインストールディレクトリ内のbin
フォルダにコピーする。
3. inputrcの編集
msysGitのインストールディレクトリ内のetc
フォルダにあるinputrc
ファイルに、以下を追記する。
set convert-meta off
set meta-flag on
set output-meta on
set kanji-code utf-8
4. profileの編集
msysGitのインストールディレクトリ内のetc
フォルダにあるprofile
ファイルに、以下を追記する。
エディタのパスは適宜修正する。パスの指定方法に注意。/d/
はドライブ名を表す。
export GIT_EDITOR="'/d/Dropbox/Applications/Vim/Vim7.2-x86/gvim.exe'"
export GIT_PAGER="nkf -s | less"
解消しないところ
この修正によってgit diff
は文字化けが解消するが、git add -p
は解消しない…。